

さらに、2018年には六次産業化の一環として「大六食肉加工場」を立ち上げ、ハムやソーセージなどの加工品を製造・販売しています。この取り組みには、「6次産業で田原を大きくしたい」という熱い想いが込められています。
「田原ポーク」という地域ブランド名にこだわりを持つのは、地域と一体となり成長したいという強い想いがあるから。生産者としての誇りを持ち、地域に根ざした持続可能な農業の実現を目指しています。

そして、田原ポークのもう一つの特徴は、その脂にあります。オレイン酸を多く含むため、旨味が強く、かつさっぱりとした味わいが特徴です。脂の溶ける温度が体温より低いという特性は、冷めても硬くなりにくく、冷しゃぶなど、様々な料理に最適です。

愛知県の渥美半島ではアウトドアが盛んで、キャンプやBBQを楽しむ人が多く、クラフトビールの需要も高まっていました。そこでG・ファームは、自社の取り組みを表現するアイテムとして地元のBBQシーンを彩るビールを作ろうと考えたのです。
ただ美味しいビールを作るだけではなく、田原ポークとのマリアージュや、地域の食材との組み合わせなど、食べるシーンを想像しながら商品開発を行っています。G・ファームは、美味しいものを作り出すだけでなく、その先にある地域への貢献や、持続可能な社会の実現を目指しています。