ザ・和牛特集

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海外では「WAGYU」と呼ばれ、世界的に高く評価されている国産の和牛。今や、お寿司や天ぷら、お蕎麦といった定番の和食と並び、日本の食文化を代表する存在です。

お祝い事や記念日など、大切な人と過ごす時間には、丁寧に育てられた特別な和牛を召し上がってみませんか?さまざまな生産者が独自のこだわりをもち、美味しさを追求しています。

全頭が血統書付き。一頭の但馬牛から始まった日本の黒毛和牛


そもそも和牛という言葉は、単純に「国内で生産された牛肉」のことを示すわけではありません。日本の在来種の牛を元とする「黒毛和種」「褐毛和種」「無角和種」「日本短角種」の4品種と、それらを交配させた品種のことを和牛と呼びます。

そのなかでも日本全国で飼育される和牛のほとんどを占めるのが「黒毛和種(黒毛和牛)」。兵庫県で生まれた一頭の但馬牛からその歴史は始まり、現在でも生産される黒毛和牛の一頭一頭に血統書がついています。

血統を大切に受け継ぎながら品種改良され、そこに地域の特色や農家のこだわりが加わることで現在は各地で個性豊かなブランド牛が生産されているのです。

今回はそんな和牛のなかから、チクタグがおすすめする4つのブランドをご紹介します。

土から育てる和牛「マザービーフ」


鹿児島県・大隅半島の鹿屋市にある平松牧場は、代表の平松正弘社長が一代で築き、1万4000頭を、繁殖・哺育から肥育、精肉販売・外食産業まで一貫して行っています。

“土から育てる和牛”をテーマに、土づくりからこだわり、安心・安全な牧草で丁寧に育てられたマザービーフは、豊かな香りと熟成された風味、そして、ヘルシーでサラッとした脂が特長。

お肉の旨味を存分に楽しめる贅沢な逸品です。

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“和牛のオリンピック”でも入賞する髙梨牧場の「かずさ和牛」


酪農発祥の地と言われる千葉県の上総の自然で育つブランド牛「かずさ和牛」。融点が低くあっさりとした脂質が特徴で、霜降り牛肉は脂がしつこく、苦手だという方にも受け入れられています。

高梨牧場は、温暖な房総半島でかずさ和牛を肥育・販売する気鋭の生産農家。農林水産大臣賞を7度受賞し、「和牛のオリンピック」と言われる2大全国大会「和牛全共」「芝浦全共」でも入賞するなど、その品質は折り紙つき。

有名レストランでも提供される極上の和牛をぜひご自宅でご堪能ください。

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鹿児島が産んだ最高級A5ランク「高崎牛」


畜産王国、鹿児島の美しい山々に囲まれた薩摩川内市に佇む高崎ファーム。清潔に保たれた牛舎には、やわらかなオガコが敷かれ、牛たちはストレスフリーな環境で飼育されています。

和牛王国として、先人の熱い想いを引き継いで生産されるオリジナルブランド「高崎牛」は、優しい口どけと香り立つ風味が魅力。きめ細やかな肉質で和牛の旨みをしっかりと感じられます。

自然環境や牛、人…全てに配慮されて丁寧に育てられたお肉を、ぜひご賞味ください。

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独自ブレンドで調理された“炊き餌”で育つ「さつま福永牛」


鹿児島県さつま町、紫尾山の麓にある牧場で、黒毛和牛の繁殖から商品販売までを一貫して行う福永畜産。

飼料には5種類の穀物と糖蜜を独自でブレンドし、専用の釜でゆっくり時間をかけて蒸される「炊き餌」が使われています。

人間の食事と同じように調理された飼料で育ったさつま福永牛は、味と香りに深みのある赤身と甘みのある脂が特長。数々の賞を受賞した名品を、ステーキや焼肉、すき焼きなど、お好みの食べ方で楽しめます。

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