牛乳コラム「牛乳の楽しみ方」
「牛乳の楽しみ方」
こんにちは、牛乳をこよなく愛するチクタグバイヤー小澤です。 普段無意識に飲んでいる牛乳ですが、知れば知るほどその味の違いを楽しめる、実はとても奥が深い飲み物なんです。 当コラムでは、牛乳がもっと美味しく楽しくなる!牛乳の楽しみ方をお伝えしていきたいと思います。
1. ご当地牛乳を楽しもう!
日本全国には、様々な種類の牛乳があります。私は取材で現地に訪れたときにご当地牛乳を必ず飲みますが、それぞれ地域によって、味や風味、乳質などが異なります。 また、ご当地牛乳を味わうことで、その地域の食文化や歴史に触れる貴重な機会にもなります。 ちなみに、季節によって牛乳の味が変化することを知っていますか? 暑い季節では乳牛は水分を多く摂取するので脂肪分が少なくなり、さらっとした口当たりとほのかな甘みが特徴です。 逆に寒い季節ではエネルギーを蓄えるため脂肪分が多くなり、まろやかな甘みと濃厚な味わいに変化します。 もちろん餌の種類によっても味は変わってきます。つまりこの違いが牧場の個性と言えます。 一般的に売られている牛乳は様々な牧場の牛乳がミックスされ、味のばらつきによる違和感をなくすために、あえてその個性をなくしています。 しかし牧場直売の牛乳は、他の牛乳とミックスされていないため、その牧場の個性を楽しむことができるんです。 ぜひ、季節や牧場の違いによる個性を楽しんでみてください。
2. 殺菌温度の違いを楽しもう!
一言で牛乳と言っても、実は様々な種類があることをご存じでしょうか?
その中でも、特に味の違いに顕著に影響する、殺菌温度の違いについてご説明します。
1. 低温殺菌牛乳:素材本来の風味を存分に味わう
低温殺菌牛乳は、牛乳本来の風味や栄養素を損なわないように、63~65℃程度の低い温度で殺菌処理された牛乳です。
そのため、生乳に近い自然な味わいと、ほのかな甘みが特徴です。
まるで、牧場で搾りたての牛乳を飲んでいるような、フレッシュな美味しさを楽しむことができます。
チクタグに掲載されている「富士の国乳業・富士山ミルク」は、静岡県富士宮市の学校給食として多くの子供たちに飲まれており、「牛乳嫌いな子が飲めるようになった!」と評判なんです。
その秘密は乳質の良い牧場の牛乳のみを扱い、さらに「80℃、3分」という一般的に販売されている牛乳よりも少し低い温度帯で殺菌されているため、牛乳が苦手な子たちが感じる「牛乳くささ」が抑えられているからだと言えます。
「育ち盛りなのに牛乳を飲まなくて困っている!」というご家庭はぜひ試してみてください。
2. 超高温殺菌牛乳:日持ちと安定性を重視
超高温殺菌牛乳は、120~130℃程度の高い温度で殺菌処理された牛乳です。 低温殺菌牛乳よりも殺菌効果が高く、日持ちや安定性に優れています。 そのため、スーパーなどで販売されている牛乳の多くは、超高温殺菌牛乳です。 コーヒーや紅茶に入れてカフェオレやミルクティーに、料理に使うなど汎用性が高いのが特徴です。
3. 牛の品種の違いで楽しもう!
牛乳やステーキでおなじみの牛ですが、実は様々な品種が存在します。 品種によって味や風味、口当たりなども大きく変わってきます。 そのため品種によって用途を使い分けることで料理の仕上がりも大きく変わってきます。
ミルクの王様!ホルスタイン
白黒模様が特徴的なホルスタインは、世界で最も飼育されている乳牛種です。 牛乳の生産量が多いことから、ミルクの王様と呼ばれています。 ホルスタイン牛乳は、さっぱりとした味わいで癖が少なく、カルシウムやたんぱく質が豊富です。 料理やスイーツにも使いやすくまさに牛乳業界のオールラウンダー!
濃厚な味わいの牛乳でおなじみのジャージー
茶色い毛並みが特徴的なジャージーは、脂肪分とタンパク質が多いことから、濃厚な味わいの牛乳が特徴です。 濃厚な味わいでコクがあり、バターやチーズなどの乳製品にもよく使われます。 コーヒーや紅茶に合わせるとより味わい深さを感じることができます。
希少価値の高い牛乳のブラウンスイス
褐色の毛並みが特徴的なブラウンスイスは、世界中で飼育されている数が少ない希少価値の高い乳牛種です。 濃厚な味わいでほのかな甘みが特徴で、抗酸化作用のあるβカロテンも豊富です。 なかなか見かける機会がない希少価値の高い牛乳なので、見かけたら飲んでみる価値ありです!
実は、チクタグ掲載の「いでぼく」の牧場には今回ご紹介した3種の乳牛種がいるんです!牛の違いを目で見て楽しむこともできますし、飲み比べなどもできますよ!
いかがでしたでしょうか、牛乳は産地や殺菌温度、牛の種類によって味が大きく変わり、これらの違いによって使用用途も変わってきます。 これらの違いは牧場の個性であり、こだわりでもあります。 ぜひ牧場ごとに変わる個性豊かな牛乳の違いを楽しんでみてください。