これが本当の牛乳の美味しさ!低温殺菌牛乳特集
そのまま飲んでも美味しく、さまざまな料理にも使える牛乳。
その種類はとても豊富で、スーパーでも気軽に買えますが、日本で一般に流通している牛乳のほとんどが超高温殺菌という方法で処理されたものであることをご存知ですか?
そんな“普通の牛乳”を飲み慣れている方に、ぜひ一度試して欲しいのが、低温殺菌牛乳です。初めて口にすると、その美味しさに驚くかもしれません。
臭みもネバつきもない!低温殺菌牛乳って何?
牛乳は、絞った生乳を加工して製品化する工程で、熱による殺菌処理を行うことが食品衛生法で定められています。
低温殺菌牛乳とは、63~65℃で30分間加熱殺菌された牛乳のこと。これに対して120~150℃で1~3秒間加熱殺菌するのが超高温殺菌牛乳です。
瞬間的に殺菌処理できる超高温殺菌は大量生産に適していますが、その反面、有害な菌だけでなく有用な菌まで死滅させてしまいます。
低温殺菌でゆっくり処理された牛乳は、たんぱく質の変性が少なく、害のない微生物はそのまま残ります。それがまさに生乳本来の味。生クリームのような濃厚さと甘み、そして、スッキリとした喉ごしが楽しめます。
今回はチクタグがおすすめする2つの生産農家さんの低温殺菌牛乳をご紹介します。
ツノが立ったら食べ頃!はまだ牧場「しぼりたて生乳ジェラート」
山形県米沢市の「はまだ牧場」がつくるジェラートは、ジェラートマエストロ・矢内理史氏の監修で生まれた一品。
丁寧に管理された100頭の乳牛からとれた生乳を低温殺菌・ノンホモジナイズで処理し、搾りたての生乳の豊かな風味を最大限に活かしました。
なめらかな舌触りで、ミルク・キャラメル・ラムレーズンと魅力的なフレーバーがラインアップ。
冷凍庫から出したら常温で5〜10分時間を置き、ツノが立つまでスプーンでよく練ってからお召し上がりください。
3種の牛乳をブレンドした独自の味わい「いでぼく」
静岡県の富士山のふもとで酪農を営む「いでぼく」は、30年に渡り、そのたしかな味が愛され続ける牧場。
特に特徴的なのはホルスタイン牛乳、ジャージー牛乳、ブラウンスイス牛乳それぞれの味を楽しめる贅沢なセット。とにかく清潔な牛舎で愛情たっぷりに育てられた牛乳です。